ライアー天気予報 ―楽器と天気―

永田です。
ライアーを弾いていると、天気の変化に気づくことがあります。
いつもと同じように弾いているのに、なぜか音の伸びがいいときは雨の前触れ…な気がしてます(ただの気のせいかもしれないけど)

ライアー,天気

晴れの日のライアーは、音がちょっと乾いていて、響きが近くで消える感じ。

雨の日は、つややかな音が遠くまで伸びていく感じ。

湿度の違いが木や絃に影響しているからでしょうか。
晴れだと指がカサカサ乾いて、絃をきれいに鳴らせないというのもあるかもしれません。

ライアーだけでなく、他の楽器も天気によって微妙に音色が違いますよね。

私は、ピアノは晴れの日の音が好きです。クリアで輪郭のはっきりした音に聴こえます。

邦楽の楽器も天気に影響されます。

筝はライアーと同じで、雨の日の方が音の伸びがよく、豊かな余韻が長く残るように思います。
子供の頃、窓のない部屋にいて、母の弾くお筝の音を聴いて天気を当てて遊んだ覚えが…結構当たってました。

小鼓も湿気のある方がよく鳴ります。ぽぉん、ぽぉん、という柔らかい音。
舞台に上がる前に、小鼓の革に「調子紙(ちょうしがみ)」と呼ばれる小さな和紙をなめて貼り、湿りけを補充します。舞台上で演奏の合間にも、響きが悪くなってくると革に息をはあっと吹きかけて、湿りけを補います。

大鼓(おおつづみ)は乾燥しているとよく鳴ります。カン!という、つきぬけるような硬い音。
能楽の舞台では、本番の前に火鉢で2時間ほどかけて大鼓の革をあぶるのだそうです。以前に娘たちと名古屋能楽堂で親子体験能楽教室に参加しましたが、大鼓の控室にはそのための火鉢が置かれていました。

名東高校能楽研究部,小鼓,大鼓,囃子
(左から2番目が大鼓(おおつづみ)、3番目が小鼓)【画像引用元】宝生流能楽師 和久荘太郎氏のブログ 2017/1/12の記事より 名古屋市立名東高校能楽研究部の練習風景写真をお借りしました。

他の楽器はどうなのでしょうね。

どの天気の音がいいか、人それぞれ好みも感じ方も違うだろうと思います。他の人がどう感じているのか、ちょっと興味があります。

この記事へのコメント

  • 花音

    音で天気がわかるなんて凄いですね!耳がとっても良いんですねー!そんな風に考えたことがなかったので驚きました。今日からはそんなことも考えながら弾いてみようかなぁ。
    2017年03月10日 08:36
  • 安達

    雨の日は音がまろやかになる感覚はありますが、竪琴で音そのものに違いを感じることはまだありません。
    音よりも、曲が天気に影響されることが私の場合は多いかな。これは自分の気分の問題ですが(汗)
    雨の日や外がどんより暗い日に、弾く曲が暗いと、悩みがないのに何かに悩んでいるように気が沈むとか。
    天気で演奏会の内容も自然に違ってきたりすることを思うと、とても奥深いというか、面白いものですよね。
    2017年03月13日 05:27

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