百の音、千の音

永田です。

次女は去年の秋にピアノ教室が変わり、今の先生のご指導を受け始めてから半年が経ちました。

レッスンの時はたいてい私も同席しています。私にはピアノのことはわかりませんが、わからないからこそ貴重な勉強時間になります。

先生はレッスン中やレッスン後に、音楽を演奏するということや、楽譜を読むことの大切さ、ピアノを弾くとはどういうことか、ということを、次女にもわかるように丁寧に話してくださいます。

ライアー,こもれび,楽器,演奏

今日のレッスンでは、一つ一つの音を大切に弾くということについての話をされました。

ドイツのある偉大なピアニストは、「一曲の楽譜の中に百の音があるなら百通りの弾き方が、千の音があるなら千通りの弾き方がある。一つとして同じ音はない」というようなことを言っていたそうです。

楽譜を見て、音が百あるならば、頭の中に一から百までの数字を思い浮かべ、一つ一つの音がどのような音なのか ―― 強さはどうか、長さはどうか、間合いは…等々 ―― 曲を演奏するときにはそれをしっかり考えながら弾くのだそうです。

一つ一つの音を大切にするというのは、そういうことなんだな…と、すとんと納得できました。
曲の流れの中で、この音はどういう役割なのか、どんな意味を持つのか…どんな短い音も粗末に扱わず、きちんと考えた上で、それを演奏で再現する ―― すごいなあ。

演奏中はよく頭を使いなさい、しっかり考えながら弾きなさい、と先生はいつもおっしゃるのですが、こういうことなんですね。

ピアノだけじゃなく、ライアーにも置き換えられるなあ…と思いながら聞いていました。それを私も生かせるようになりたいです。

この記事へのコメント

  • 安逹

    音楽の完成形を深く追求していらっしゃる、素晴らしい先生ですね!私は演奏の仕上がりに迷うことも多いのですが、それでもその時々できっとこれだと思えるような演奏を目指していきたいなと思います。でも…。千の弾き方があるとするなら、私の力では及ばないのも仕方ない(笑)
    人の個性を考えてみた時、作品の演奏は、千人いたら千の演奏がある…としたら、この話になぞると千×千なのかも知れないなと思いました。(何だか、千×千って絵文字みたいですね。笑)
    ピアノよりも竪琴というのは、演奏者の個性を発揮できるように感じています。それは、楽器自体はシンプルな構造で、それなのに音色は微細に多彩であるということ、そして音楽の演奏目標基準がピアノほどはっきりないからかなと思ったりしています。でも、そこが大きな魅力だったりしますね。どんな演奏も、その人らしくいられるような。
    これこそ、最近の私が竪琴に持っている印象です♪


    2017年04月26日 09:29
  • 花音

    昔ピアノの先生に言われたことを思い出しました。ここは歌うように…囁くように…、ここは悲しくてもっと泣きそうな感じーとか。
    楽譜にも色鉛筆でそう書いてあったりして。謎の感情の指示なのですが、1つ1つの音には色々ものが込められているんだなぁと思ったのを思い出しました。
    ライアーも繊細な楽器なのでより、演奏者の感情が反映されてしまう楽器ですよね。簡単なのか難しいのかわからなくなってきますよね(^_^;)
    2017年04月27日 21:15
  • 安達

    花音さん

    こんにちは。花音さんのブログ拝見しましたよ♪コメント入れようかと思ったのですが、私はアナログ人間で…入り方が分からず(?!)、出戻りました(;^_^A諦めるのが早すぎますね。。お子さん小さいのに活動できてすごいですね。
    竪琴って、簡単なのか難しいのか分からない…というのがホントにそうですね(笑)
    自分が好きな音、私の音楽ってこれだ!と思える…それが目標なのかなとも思います~。
    2017年04月28日 12:24

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