ライアー楽譜『浜辺の歌』

ライアーの楽譜、今日は『浜辺の歌』のソロ楽譜です。

林 古渓 作曲  成田為三 作詞
浜辺の歌.pdf

途中、左手がメロディーで右手が伴奏になります。
私が普段弾いているエッグちゃんは、左手側と右手側の弦の段差が少ないので、この弾き方でも無理なく弾けるのですが、他のライアーだとちょっと厳しいかもしれません。なるべく弦の上の方、段差が少ないところならいけるかな…。

指づかいはご参考までに。引き込むうちに私も変わってきているので…今この通りに弾いているかというと、そうでもないかも。


この歌のメロディーも好きですが、歌詞も好きです。
著作権の保護期間が終了しているので、歌詞全文を掲載します。

1 朝(あした)浜辺をさまよえば
  昔のことぞ 偲(しの)ばるる
  風の音よ 雲のさまよ
  寄する波も 貝の色も

2 ゆうべ浜辺を もとおれば
  昔の人ぞ しのばるる
  寄する波よ 返す波よ
  月の色も 星のかげも

と、ここまでが教科書や唱歌の本に載っている歌詞です。

ですが、今回ちょっと調べてみたら、実は3番まであるんですね。

3 疾風(はやて)たちまち 波を吹き
  赤裳(あかも)のすそぞ ぬれひじし
  病みし我は すでにいえて
  浜辺の真砂(まさご) まなごいまは

この3番の4行目、「真砂(まさご)」と「愛児(まなご)」との掛詞のようです。

私の病気は治ったけれど、愛しい子は今どうしているのか、という意味なのでしょうか…。

なんだか意味深な歌詞ですが、色々な経緯があって真相は不明のようです。どうやら初出誌に掲載の際、編集者が3番の前半と4番の後半をくっつけてしまったり、他にも色々と編集上の誤りがあったらしく、作詞者にとっては不本意なものだったようです。詳しくはこちらのサイトに載っています。 ⇒ 二木紘三のうた物語


ちなみに、この浜辺の場所は、作詞者・林古渓の故郷の辻堂海岸(神奈川県藤沢市)だそうです。
辻堂海岸
(辻堂海岸 ウィキペディアより)

この記事へのコメント

  • 花音

    懐かしい曲ですね。教科書に載ってたなぁって思い出しました。ライアーの貴重な楽譜、保存させていただきました。ありがたいですー。
    2017年06月01日 21:55
  • nagata

    花音さん
    嬉しいです~!励みになりますヽ(^o^)丿
    これからも楽譜を公開していくので、また見てくださいね♪
    2017年06月04日 20:35

この記事へのトラックバック