表彰式(ゆう&ゆう児童文学賞)

永田です。
竪琴と関係なくて恐縮ですが、児童文学の話題です。

今日は午後から愛知県教育振興会主催「第41回ゆう&ゆう児童文学賞」の表彰式があり、名古屋市に出掛けてきました。ありがたいことに、これで5年連続、7作品目の受賞となります。
以前の記事(エッグちゃんとエンジェル、それと「あいち読書タイム文庫」)の『いちごパーティーをしよう!』の表彰式があったのも、ちょうど1年前の今の時期でした。

毎年、今度はダメかも…と思いながら応募して、冬に入賞通知を受け取って喜んだのも束の間、来年も同じ水準の作品を書けるだろうか、入賞できるのもこれで最後かもしれない、それどころかもう何も書けないかもしれない……という不安に囚われる繰り返し。
書くのをやめればそんなプレッシャーもなくなるわけですが、それもできず、毎年ジタバタもがいてます(笑)

永坂みゆき,児童文学,結果,講評,コイタンハ!,ビターティラミス,いちごパーティーをしよう!,あいち読書タイム文庫,ゆう&ゆう児童文学賞,子とともに,愛知県教育振興会
(月刊誌ゆう&ゆう3月号に今回の入賞発表と講評が掲載されています)

表彰式は県教育振興会の事務所が入っている合同庁舎の会議室で行われました。午前中に末っ子の幼稚園行事があったので、時間ぎりぎりになってしまい、焦りました(^^;

表彰式の後は審査員長の阿部夏丸先生と入賞者とで、コーヒーなど頂きながら懇談会。
阿部先生が1作品ずつ細かい講評を話して下さいました。
他の人の作品に対する講評や、作者本人の話を直に聞くことは、すごく勉強になります。

私の作品(短編部門優秀賞)にも講評を頂きました。褒めてもらえた点もありましたが、直すべき点も指摘されました。
次の冬にあいち読書タイム文庫に収録していただくので、その前に直さないと…。さて、どう直したものか。阿部先生は「死ぬほど悩んで直してね~」と笑ってました。は~い、そうします~(笑)

阿部先生が講評の中で繰り返しおっしゃっていたのが「言葉は削って研ぎ澄ます」「長いものを削る方が良い作品になる、短いものを引き伸ばすと薄くなる」ということ。

ところが、意外なことが。
実は私、長編部門にも応募していて、そちらは佳作入選だったんです。優秀賞に届かなかったので、あいち読書タイム文庫には収録されません。
それで、その作品が優秀賞に届かなかった理由ですが、元々20枚前後の作品を30枚~50枚という規定枚数に合わせるために無理に引き伸ばしたので、作品が薄まってしまったせいだと自分では思ってました。

それが、阿部先生から「あなたの今回の長編は、実は短編の方より僕は高く評価している。ただ、枚数が30枚では少なすぎる。やはり上限の50枚書かないと」と言われました。
「無理に引き伸ばして30枚にしたんですが…」と答えたところ、「もっと引き伸ばしなさい」と!
「とにかくどんどん盛り込んでみて。そうすると、きっと必要なエピソードも出てくる。それで字数オーバーしたらまた削ればいい」だそうです。
ふーむ。。。
相反するようだけど、そういう場合もあるのね。自分で見極めるのは難しい…。

阿部先生は「テーマをストレートにせず、言いたいところを言わずに伝える。それが児童文学の文学たるところ」ということも話されました。それは私も心掛けているつもりなので、やはりそうなのだよなと共感。

竪琴と関係なくてすみません(><)

ただ、「言いたいことを言わずに感じてもらう」というのは、実はこのブログでも当初から実践しようとしてまして。
竪琴の音は癒しの音色だと感じていますが、だからこそ「癒し」という言葉は使いたくなくて、今まであえて一度もそう表現したことがないんです。「癒し」とか「癒される」という表現を使わずにそれを伝えようというのが、書き手としての小さな小さなこだわりです(^^;ここで書いちゃったからダメですね~(笑)

そういえば、帰り道、途中まで他の受賞者さんとご一緒しました。
会話の流れで「3人の子育てしながらWワークしてます」ということを話したら、「よく書く時間がありますね!」と驚かれました。けっこう色んな方に同じこと言われるんですが、同好の士からも言われるとは。。。やっぱ母としてダメなのかなー(><)どんなに忙しくても、書きたいときはどうにかして時間をひねりだしてしまう。というか、時間があるから書けるというわけじゃないですしね…。ごめんね子供たち…。

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック